
About the office
会社概要

| 事業所名 | 訪問看護ステーションいしずえ松原 |
| 住所 | 〒580-0001 大阪府松原市若林1丁目1-23 |
| 医療機関コード | 4890550 |
| 介護保険事業 所指定番号 | 2764890550 |
| 開設年月日 | 令和7年7月1日 |
| 理念 | 謙虚な姿勢・向学心・専門性を基盤に、自律性の回復を支える医療・看護の提供に努めます |
| 管理者 | 宮﨑 志保(みやざき しほ) |


| 法人名 | 特定非営利活動法人精神医療サポートセンター |
| 住所 | 〒598-0071 大阪府泉佐野市鶴原二丁目11番12号 |
| 法人番号 | 2120105007455 |
| 設立年月日 | 2007年6月8日 |
| 法人の目的 | この法人は、訪問看護事業を運営し、また、精神疾患によって様々な問題に直面している患者やその家族に対する情報提供及び相談環境の構築を行うとともに、精神看護に携わる関係者のための学習機会・研究の充実や病院を含む精神科専門施設の適切な医療行為の啓発を通じて、地域社会と調和し且つ安心できる地域福祉の推進に寄与することを目的とする。 |
| 代表理事 | 田邉 友也(たなべ ともや) |
スタッフ紹介
代表理事 田邉 友也
精神科認定看護師・精神看護専門看護師・公認心理師
自己紹介詳細は大阪本社HP参照
看護師として臨床に就いて25年近くになります。そのほか、NPOの立場から、精神科医療の問題・課題に取り組んで20年以上になります。活動は、看護実践や講演会を通じたもののほか、書籍等を通じてより適正な診断や治療の在り方、本来的看護の在り方の再考などを提起しています。
管理者 宮﨑 志保
精神看護専門看護師
| 1999年3月 | 看護師・保健師資格取得 |
| 1999年4月 | 日本赤十字社医療センターにて心臓血管外科/循環器内科/泌尿器科病棟勤務 |
| 2007年4月 | 一般財団法人精神医学研究所附属 東京武蔵野病院 急性期閉鎖病棟勤務 |
| 2015年3月 | 熊本大学大学院保健学教育部保健学専攻博士前期課程修了 |
| 2015年4月 | 熊本大学大学院生命科学研究部環境社会医学部門看護学講座 助教 |
| 2016年11月 | 精神看護専門看護師登録 |
| 2019年4月 | 四天王寺大学看護学部看護学科 助教 |
| 2021年4月 | 訪問看護ステーションいしずえ 非常勤 |
| 2024年3月 | 訪問看護ステーションいしずえ 常勤 |
| 2024年3月 | 四天王寺大学大学院看護学研究科博士後期課程中退 |
| 2025年7月 | 訪問看護ステーションいしずえ松原 管理者 |
経験に教えられたその人らしさと看護
看護師資格取得後、総合病院の平均在院日数8日間程度の急性期混合病棟での慌ただしい環境で勤務する中、多くの患者さんとかかわる機会に恵まれました。日々、疾患の管理や治療に追われ、それをこなすのに精一杯になっている自分に対して、これでいいのかという疑問が常に頭の中を駆け巡っていました。そして、その疑問を打ち消してくれるのは、いつも生の声を聴かせてくれる患者さんでした。患者さんそれぞれに異なる生活環境、価値観、人生観があり、ただ疾患を管理するのではなく、その人がこれまでどのような生活を送ってきたのか、何を大切にしているのかを理解した上で、「病気をみる」のではなく、「病気を患ったその人の生活をみる」視点の大切さに気づきました。 退院後の生活を見据えながら、一人ひとりの想いに向き合いかかわる中で、「こころ」と「からだ」は切っても切り離せない関係であること、最終的に支えとなるのは、その人が大切にする想い、その人らしさなのだと強く感じるようになりました。
専門性の学びから得た諦めないきもち
この総合病院での経験から精神看護専門看護師を目指すことを心に決め、精神科病院での経験を積んだ後、地元、熊本の地へ戻り、大学院で勉学に励みました。日々、発展していく医療の中で、謙虚な姿勢で学び続けることの大切さを感じ、時には苦しさや諦めたくなる思いもありましたが、同期の仲間達と切磋琢磨しながら乗り越えてまいりました。どんなに遠回りしようとも、諦めず行きつ戻りつ、その過程において、周囲の支えがどれほど自分の励みになるかを実感しました。
心で選択した看護の現場
大学院博士前期課程修了後、大学教員として教育に携わり、週1~2回は、専門看護師として臨床での活動を行ってまいりました。また同時並行で、大学院博士後期課程で専門性を深める研究に取り組んできました。研究を通して看護の奥深さに触れる中で、改めて「人と直接かかわる現場」に心が惹かれていきました。知識や理論も看護を支える大切な土台ですが、「その人らしさ」や、日常のなかにある小さな回復の兆し、そうした瞬間にこそ看護の本質があると強く感じるようになりました。その思いが次第に強くなり、大学院博士後期課程の中退を決断し、訪問看護の現場を選びました。
遠回りの先に見つけた看護のいしずえ
遠回りではありましたが、さまざまな過程を経ての、「訪問看護ステーションいしずえ」との出会いは、これまでの過程が決して無駄ではなかった、そう思える素敵なめぐりあわせと感じています。訪問看護の経験は浅いながらも、このいしずえを立ち上げた大阪本社スタッフのみなさまの看護を間近で見て体験できたことは、私にとって非常に大事な学びとなっています。「諦めないこころ」を大切にしながら、ご利用者さまやご家族さまの「心もからだもささえるあなたのいしずえに」なれるよう、これからも日々精進してまいります。
